2025/10/01 16:26

10月1日は「国際コーヒーの日」です。

国際協定によりコーヒーの新年度が始まるのが10月で、この日がコーヒーの年度始めとなります。
さらに日本では、秋冬期にコーヒーの需要が高くなることから、まず日本で1983年に全日本コーヒー協会によって10月1日が「コーヒーの日」と定められ、さらに2015年から国際コーヒー機関(ICO:International Coffee Organization)により「国際コーヒーの日」とすることとされました。
そのため、10月1日は世界共通で「コーヒーの日」と制定されているのです。

「全日本コーヒー協会」とは、

全日本コーヒー商工組合連合会、日本珈琲輸入協会、日本グリーンコーヒー協会の3業界団体が集まった、日本で最大のコーヒーの業界団体です。その下部組織には、日米珈琲も組合員である「兵庫県コーヒー商工組合」やコーヒーインストラクター検定を行う「全日本コーヒー検定委員会(J.C.Q.A:Japan Coffee Qualification Authority)」などがあります。コーヒーの消費拡大を図るための行事や広報活動や研究など、コーヒーに関することについてさまざまな事業を実施しています。

コーヒーの新年度とは

コーヒー豆の収穫時期のこと。
コーヒー豆の一大産地であるブラジルでは、収穫の終わりが9月末となっており、その翌日10月1日からは新しいサイクルがスタートする年度始めの日となっているのです。ブラジルのコーヒーサイクルは世界の流通に大きな影響があるため、ブラジルを基準にした10月1日に制定されたのです。
また日本では暑い盛りが過ぎ、過ごしやすい季節に移ろう時期になります。ちょうどこのころからアイスコーヒーからホットコーヒーへと消費が増える時期でもあります。

美味しいホットコーヒーの季節

「食欲の秋」や「スポーツの秋」「読書の秋」など、たくさんの楽しみが待つ秋。
食事やスイーツのマリアージュはもちろん、ダイエットや老化、リラックス効果や集中力アップなどなど…珈琲にはたくさんの効能があります。このコーヒーの日が近づくにつれて日本はもちろん、世界でさまざまなイベントが催されます。ようやく過ごしやすくなるこの時期にホットコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

みなさまのコーヒータイムが素敵なものとなりますように。